もし、失恋して人生がどん底に落ちたら

失恋がこんなにも私を地の果てまで追い込んだのは初めてだった。

何をしても頭の中にいて、全く忘れることなんてできなかった。失恋で最悪な気持ちを知った。かなり深いところまでいって、泣きまくった。早く綺麗さっぱり忘れて前に進みたかった。でもそれが出来ずにどん底まで落ちたとき、ふと我に返った。2週間くらいかかった。

くだらないことに時間を使っていたとやっと気が付いたの。

2週間地の果てで過ごした私は何かが変わっていた。あの時もっとああすれば良かったとか自分のどういう所がだめだったとかを、もう一人の私から見た視点で自己分析するようになっていた。さらに、私の中で絶対に譲れない事を明確にしたり、私なりに自分の良さも知れるようになっていた。どん底生活のおかげで最高の友達との遊びを断ってしまってたから、即連絡して恋愛について語りまくった。友達って本当に最高。私の下手な別れ話をしっかり理解してくれるし、ちゃんと指摘もしてくれる。両親とも語った。人生の大先輩として、人生にはまだまだ楽しいことが山程あることを教えてくれた。一人でいることの贅沢さも教えてくれた。そして、忘れたいと思っても忘れられないなら、忘れることを諦めろと言われた。前向きにもならなくていいと言われた。失恋から踏み出すということは、その時の気持ちと一緒に生きていくことだと教えてくれたの。

もし失恋によって人生のどん底生活を過ごすことになったら、しばらくはそのままでいていい。落ちるところまで落ちたら、あなたにもふと我に返る瞬間がくると思う。その瞬間がきたら、外に出てみること。わざわざ前に進まなくたって、好きだった人のことを忘れることが出来なくたって、私たちはまた誰かにばったり出会う。大恋愛を経てできた傷が、あなたを成長させたと気づける日がきっと来る。