楽しみな反面、不安も大きかった留学について。【Who is She? #01】

What is “Who is She”?
(フーイズシー)って?

さまざまな分野でカッコよく活躍する先輩たちのストーリーを掘り下げるインタビュー連載。先輩への質問や、インタビューの感想、お悩み相談は、コメントで待ってるよ。

グラフィックデザイナーJURIちゃんのストーリー。前回の記事はこちらから。

留学生活について


ー いつからニューヨークの大学に行きたいと思ったの?

進路を考えはじめる高校2年生のときから、アメリカの大学を考えてました。ずっと夢だったから。そのために、高校3年生はずっとバイトをしてお金を貯めてた。
だけど、実は高校を卒業したあとも、アメリカのどの学校に行くのか決められずにいたんです。

FIT(※)も知ってたけど、有名すぎて私にはハードルが高いと諦めてました。
だけど高校卒業したあとに、もう1回ウェブサイトを見たら、学費もTOEFL(※)の点数も思ったより高くなくて。
「あ、これはいけるかも」と、その日にFITに決めて、ビザの書類もそろえた。1日で全てを決めたくらいだったから、かなり運命を感じたんだと思う!

FIT=Fashion Institute of Technology(ニューヨーク州立ファッション工科大学)。JURIちゃんが留学したニューヨークの大学。

※TOEFL=アメリカが主催している、英語の能力をはかるテスト。外国人が英語圏の学校に入学するときに必要。


ー FITに行くと決めたのはいつ?

高校を卒業した年の11月。
入学受付の締め切りが、次の年の2月だったから、準備期間が3ヶ月しかなくて!
急いで、ポートフォリオやエッセーを準備して、TOEFLも受けはじめました。

だけど、TOEFLの目標点数に達したのは、入学受付の締め切りがすぎた次の年の5月。
私は英語が得意と思っていたけど、かなり苦戦しました。
入学はほとんど諦めてたけど、ダメ元でFITに書類を送ったの。そうしたら、6月に合格が決まりました。そして8月にはアメリカへ行ったよ。

ー アメリカに行くことが決まったとき、不安はなかった?

小さいころから遊びに行ったことはあったけど、学校に通ったり現地の子と関わったことがなかったから、楽しみな反面、不安も大きかったよ。現地の子とのコミュニケーションも難しいし。

ー 英語のコミュニケーションで悩んだとき、どうやって乗り越えたの?

喋らないと英語力は伸びないってわかってたから、とにかくクラスの子に話しかけようと頑張った!でも、英語は今もまだ自信はないけかも。1対1なら問題ないけど、食事でたくさんの人が集まって、みんなが喋り出すとほんとに難しい!

ー クラスの子も含めて、ニューヨークの学生ってどんな感じ?

もちろん色んな子がいるよ。恥ずかしがり屋の子もいるし、ぶっ飛んだ子もいる。でも共通するところは、自分の将来をしっかり考えてるところかな。
私が、FIT卒業後の相談をしたときも、「ニューヨークはチャンスがたくさんあるよ」とか「ヨーロッパや他の国は考えた?」とかアドバイスしてくれました。

恋愛と将来の話になったときも、たとえ好きな人と遠距離恋愛になっても、やりたいことができるチャンスをつかみたいと話したり。
今働いてるデザインの会社でも、子どもを連れて働くカッコいい女性がいます。みんな、恋愛や子育てをしながら、つねに何か自分が面白いと思うことを続けたがってるよ。すごく素敵だなと思う。

ー ニューヨークに来て変わったことはある?

いい意味でも悪い意味でも、小さいことを全く気にしなくなった!(笑)どうしようと思ったこともたくさんあったけど、結局なんとかなったし。
作品づくりでは、英語ができるようになったことで、世界中のことも選択肢のひとつとして考えられるようになったかな。参考にするものの幅がすごく広くなりました。

一歩踏み出したこと


ー JURIちゃんは英語の勉強でつらいとき、どうやって乗り越えたの?

人生で一番英語を勉強しまくったときは、留学前だったかな。そのときは本当に辛かったです。
でもFITでデザインを学びたい!という目標があったから、頑張れたかな。
自分なりの勉強をする理由があると、つらくても頑張れると思う。

もう一つは、バイトをしながら周りの大人を見てきて、私じゃなくてもできる仕事はしたくないという気持ちがあったことかも。
もしここで勉強をやめたら、将来やりたいことができなくなる!って。この気持ちで乗り越えました。

ー 学生のころから将来のことを考えていたの?

バイトで色んな年上を見てきたことが関係してるかも。年上の中には憧れる人とそうじゃない人がいて、自分の人生におき換えて想像しやすくなったかな。

今も、ニューヨークでチャンスをつかみたくて、積極的にホームパーティに行くようにしてる。なんのパーティかわかってなくてもね。
不安なときもあるけど、そういうときに限っていい出会いがあったり、いいことを教えてもらったりするなぁ。

ー 知らないパーティに参加するってこわくない?

実は私、人見知りなんです。
それを克服したくて、ホームパーティに参加してるところもあるかも。自分を変えたくて、わざと苦手な場所に挑戦してる。くじけそうなときもあるけど、せっかくニューヨークにいるし!と思うとチャンスをつかみたい気持ちのほうが強くなります。

ー 今までで一番、勇気を出したなと思ったことは?

やっぱり留学したことかな。アメリカの大学で、現地の子と授業を受けることは大変。中学も高校も、好きなことはやってたけど、死ぬほど頑張ったことはなかったから。
色々挑戦してみたくて、留学したところもあったよ。

ー 10代の子たちへアドバイスはありますか?

私の経験からいうと、「少し怖い」と思うことにあえて挑戦することかな?毎回、なにかするたびに「少し怖い」と思うことがあるけど、あえて挑戦することで、できることが増えていくのは気持ちいいです。

グラフィックデザイナー:JURIちゃん

Tips about JURI


【作品づくりに必須な道具】

スケッチブックとシャーペン。

パソコンでデザインする前に、頭に思い浮かんだことをざっと描いて、目に見えるようにします。私にとって大切な工程です。

 

【おすすめアプリ】

CamScanner』。

パソコンでデザインしたものに、手書きの文字やイラストをミックスする事がよくあります。

その場合は紙に書いたものを『CamScanner』でスキャンして、パソコンに送ってるよ。

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