いつも一緒にいる友達から、距離を置かれたと感じたら。

中学2年生の秋。私にはいつも一緒に行動する友達3人がいた。
クラスはバラバラだけど、休憩中や放課後は必ず集まる。
全員が帰宅部で、みんな大好きだったし、笑いのツボも合う。私たち4人でいれば学年で最高にイケてると本気で思ってた。

いっぽうで、私には3人の他にも尊敬できる友達が何人かいた。
例えば、ソフトボール部の2人。
熱心に部活に打ち込む姿がカッコいい。話していても好き嫌いがハッキリしていてとても居心地がいい2人。

あるとき、久しぶりにソフトボール部の練習が休みになった。
私は2人と遊びたくて、いつもの3人に「今日はソフト部の2人と遊ぶね」と伝えた。
「そっか。わかった!」と言う3人と別れて、私はソフト部の2人と時間を忘れて遊びまくった。
オソロのサングラスを買って、プリクラを撮る。カラフルなパフェが出てくるカフェで、学校のことや将来の夢、好きなアーティストについて喋る。
ソフト部の2人は、毎日のようにすごす3人とはまた違った自分でいられることが、何より楽しかった。

と、ここまではよかったんだけど。
2人と別れ、家に帰ってSNSを見る。いつもの3人が同じことをつぶやいていた。

「今日ほんと楽しかったー!てか、◯◯はやばかったw」
「◯◯やばすぎ。まぁ3人で語れてよかった♡」
「今日喋った◯◯のことは内緒。笑」

なんとなーくの嫌な予感は的中。次の日から3人の態度がそっけなくなっちゃった。

「えー!?1日違う子たちと遊んだだけで!?」と「あぁ…ヤバい。学校生活終わった」の両方が頭の中をぐるぐる巡る。
いつも一緒にいる友達が急にそっけなくなるなんて、この世の終わりに等しい。
ショックで一瞬頭が真っ白になったけど、私は必死に次の一手を考えた。以下、実際にやってみた内容とその結果をシェアするね。

①気づいていないフリをして、いつも通り3人と行動する。
まず初めにやったのはこれ。正直言って苦痛でしかなかった(笑)
距離を置かれていることに気づいていないフリは、ますます3人をイライラさせたみたい。
放課後はいつも、私を含めた4人が集まるまでみんなで待っていたのに、私が集まる前に3人で帰っちゃった。

②少しのあいだは我慢して、3人の機嫌をとる。
距離をおかれているということを前提に、会話の相づちをひたすら丁寧にする。
なにか言いたいことがあっても、とにかく3人に合わせる。
なんとなーくイケるかも?と思ったけど、私自身が壊れそうだったのでやめた。

③学校にいるときは、ソフト部の2人と一緒にいる。
無理に合わせる必要ないかも、と考え始めたとき、ソフト部の2人に相談してみた。
もちろんいいよ!と言ってくれたけど、やっぱり2人にも普段一緒にいる友達がいるわけで。
部活が違うとスケジュールも違うので、結局2人がいないことがほとんどだった。

④あんまり親しくないクラスメイトと行動してみる。
これ、結構よかった。いつもの3人以外にあまり目を向けていなかったから、意外と話が弾む子がクラスにいるとは思いもよらなかった。
ただ、結局その子たちも仲がいいグループがあって、独自のルールがあるみたいで馴染めなかった。

⑤思いきって1人で行動する。
ただし、明るく。いくら悲しくて惨めでも、絶対に暗い雰囲気は出さない。
楽しそうに読書に夢中になっていたり、好きなアーティストや趣味のことを考えながら移動したり。
そうすれば、周りの人も話しかけやすくなる。1人で行動するって、とっても勇気がいるけど、今まで見えなかった世界が見えてくる。もちろん最初は恥ずかしかった。だけど、色んな子が話しかけてくれるようになったし、話しかけられるようになった。こんなに気が楽なことってある?

⑤を実践して数日がたったころ、自然といつもの3人が話しかけてくるようになった。
ここで注意したことは、私をハブにしたくせに!と彼女たちを突っぱねないこと。今まで通り、楽しく仲良くした。
今回の経験で、ソフト部の2人と遊べなくなるのかな…と心配したけど大丈夫だった。
1人行動で手にした最強の武器、「友達の幅」と「気楽にすごせる自分の趣味」が私を強くしてくれたから、いつもの3人と行動しながら、堂々とソフト部の2人とも遊べるようになった。

みんな色んな子と仲良くしたいはずなのに、どうしてもグループを作ってしまう。
グループだけで行動できる子はそれでいいけど、私みたいに色んな子と遊びたい子はその度に距離を置かれちゃうこともある。
違う子と遊んだだけで距離を置くなんてすごく理不尽で、レベルが低いことなんだけど、そこはこっちが一歩大人になる必要があるのかも。
当時の私は①〜⑤を実践して、なんとなく上手くいったけど、あなたはあなたなりに冷静に次の一手を考えてみて。理不尽な友達関係を続けるなんて、一生に一度の時間がもったいないからね。

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